TRANSONIC 7 (seven)


1■Koji Sakurai / Delight (4:38)
2■Fantastic Explosion / Ten Chu Satsu (6:02)
3■Midnight Bowlers / Snake Out (6:50)
4■Arche-Type / Bobbejaanland (4:53)
5■Sunscript / Bury Bust Under The Rag (4:35)
6■Tatsuhiko Asano + Fulkram / The Cycling Circle (4:35)
7■2600 Men Drummers / Drums And Romantic Adventure (5:58)
8■ARM / A Reconstraction Music (5:32)
9■Strange Garden / Black Jam (8:57)
10■Tagomago / Summer Time Killer (6:00)
11■Unreal / Very Personal (5:44)
急に思い出したので書きます。今回スキゾマニアックのアクトのひとつ、『Commodore-Codex』が10年以上前に参加してたコンピ。『Sunscript』名義のそのトラックは当時出始めたばかりのLuke Vibertがやってたようなドリルンベース。時期的にもスクエアプッシャーが出始め、ニンジャチューンが日本発売されたり、AIR(元スパイラルライフじゃない、フランス人のほう)やSukiaみたいなラウンジ系の音を出し、渋谷系はもう既にデスってて何がなんだかわからなくなってた頃。電気の『A』やフィッシュマンズの『宇宙 日本 世田谷』の頃か。
その頃のダウンテンポブレイクビーツドラムンベースの自己(事故?)解釈みたいな盤で、1曲目の櫻井浩司によるフュージョンブレイクビーツから、Fantastic Explosionのものすごくドラムの音が軽過ぎるジャーマンみたいなドラムンベース、7曲目の砂原良徳の変名によるなんともいえないフリージャズ?にもド肝抜かれたが、いちばんインパクトがあるのは10曲目のTagomagoだろう。OVALが見よう見まねでドラムンをやってみました、というか、リズムズレまくりな異次元トラック。今聴くとリズムが軽く感じるかもしれないが、こういう音を作ってる人は見回しても居ないなあ。。。

PRELUDE FOR AFTERNOON

PRELUDE FOR AFTERNOON

木枯らしのエチュード

木枯らしのエチュード

個人的にも、テクノがどんどんテンポが速くなり、クラブではとことん無表情で轟音なミニマルか、それかアッパラパーなパーティーテクノしかかからないのが息苦しく、ドラムンベースにハマるも理解者が周りに一人も居なく淋しい思いをしてた頃に発売されたこのコンピはかなり価値観を揺さぶられました。
このメンツのうち、今も(作風を変えずに)コンスタントに活動してるのは、最近アルバムを発売した浅野達彦ぐらいかな。
Spacewatch

Spacewatch

砂原良徳ですらこもりっぱなしだし。。。櫻井浩司とUnrealの澤田朋伯はゲーム音楽の分野で活躍していますが。
インダストリアルとラウンジの合の子みたいなビートを出してたARMも復活希望。もちろんイオシスの人ではなく、こちらのほうがこの名前でやってたのは先です。
ARMEDPHONE

ARMEDPHONE

ARMEDPHONE TOURは名盤。