20080419/のいづば2@高円寺SOUND STUDIO DOM

落ち着いてきたので、のいづばの事を書こうと思う。

いやー、面白かった!ここ半年ぐらいでいちばん面白かったかも。
ノイズ、といっては見たものの、思いっきり『雑音』!メルツバウ!なハーシュノイズを出す人達はそれ程おらず、強いていえばこのイベント自体が高円寺のノイズだったのかもしれないとか、そんなかっこよさげな事も言ってみた。

CARREを単独で見るのは初めて(以前見たのはORGANIZATION=永田一直さんとのセッション)だったが、大きなマーシャルのアンプにしゃがみこんでアナログシンセに向かう姿が印象的。ぶりぶりごりごりと今回の中ではいちばんノイズでした。

LF企画のお酒の先生ことアシッドホワイトハウス。見ていただけるとわかるとおり303+909のアシッドを思いっ切り歪ませるライブ。ある意味この日いちばん盛り上がったかも(w 10分ぐらいでとっとと終わったし。

その前の週、FQTQさん主催イベントの際のライブが素晴らしかったHarley&Quinは、お客(?)に演奏を邪魔されまくり。接触不良もあって半ばやけくそな雰囲気も漂ってたけど、こういうところでマトモなライブ出来るわけがない。むしろ滅多に見られない、おそらくCDデビューしたらもう見れないであろう歪なライブ。楽しかった。

DeepthroatX。ガッチリヒップホップなのかと思ったら意外と違って、エイフィックスとマイアミベースの間の子というか。。。

TRAKS BOYSやCHERRYBOY FUNCTION的なアーバンなテクノを機材一台で披露していたドリアンさん、PSの『グルーヴ地獄』にむちゃくちゃエフェクタをかけた演奏をしていたPSE、締めはtomadくんのブレイクビーツドラムンものDJ。

写真関係ないけど上のDJブースも、そんなに見られなかったけどダブステップやらバイレファンキやらガバやらダブやらごちゃまぜで面白かったな。DJブースは開始前に突如練習に来た人にレンタルされてしまって(あり得ねえ)開場が一時間遅れたり、会場の下で(全然うちらと関係無い酔っぱらいの)喧嘩があったり、グダグダさとトラブルともりだくさんな一夜でちっちゃいロウライフって感じで最高だった。海外からどんなに大物が来ても、そこがキレイででかくてイイ会場だったとしても、ただ受け身として来てるだけじゃつまらなくて、今はもっと近所のお祭りのような、客も自主的に参加するような混沌としたイベントのほうが好きだ。